三十六番、おふくろさんよ
神奈川の秘境、無人駅の真横にある知る人ぞ知る食堂。
下調べによれば書き入れ時は母娘二人で切り盛りし、その他はお母さんが一人で店を開けているという。
何たる母娘愛。
何たるアットホーム感。
店内には女性2人。
言われなければ母娘とはわからないが。
素朴ではあるが「キングオブおふくろの味」とも言うべき品々。
うう……。
また絵に書いたような丼ぶり飯。
白米は丼ぶりで「呑む」に限る。
う、ううっ………
サービスでかぼちゃの煮付けを頂きました………
う、ううっ………うまっ。
おっかさーんっ!!
さらに
サービスでホットコーヒーまで頂いちゃいました……………
う、ううっ…………………熱っ
ママーンッ!!
と駅前にそびえる山々に叫んで拙者は街へと戻って行くのであった。