四十五番、一期一会
スナックのようなこの屋号。
大学が近いこの学生街にその食堂はあるのだった。
故にリーズナブル。
かつボリューミイ。
学生さんのお腹を満たすその心意気。
これこそ「食堂魂」の真髄と言えよう。
真冬だというのにTシャツ短パンの、見るからに格闘体育会系の学生、
末は学者かと思わしきとってもアタマの良さげな学生、
この後はサークルのコンパが待っていると思われる華やかな学生……
が皆次々と飯を掻っ込むその姿の横で
全く溶け込んじゃいない
「おっさん」
が飯を食らうこの情景………。
まさにここ「であい」での
奇跡の「であい」
と言えよう。*1
*1:都内で発見されたチンパンジー並に完全に浮いていた事は言わずもがなである(泣)