四番、貴姉、只者ではござらぬなの巻
何故であろう。
この辺りの食堂は何故か名前を屋号にする店が多い。
今日も之である。
とりあえず『あきらくん』の顔を拝むべく店内へ。
『安くて美味しい食事ができる店』
と看板に謳う辺り、なかなかできるとみた。
外観のルックスからの期待はずれに若い夫婦・・・といっても、新婚さん、いらっしゃ~い!ではないが。
昼の定食のシステムが秀逸である。
おかずが1品なら700円、2品で800円、3品1100円、4品1400円となっている。
その下に「本日の日替定食」、おかずが書かれているのだった。
「モツ煮」
「ちくわ磯辺揚げ」
「野菜入り湯トーフ」
「まぐろあたま」
何っ!?
や、やるじゃねえか「あきら」くん。
大好きな磯辺揚げとはちの身を堪能し、御新香をかじる・・・
旨っ!
御新香、旨っ!!
あまりの御新香の旨さに感激しているとお勝手口から先代なのかおばあちゃんがふらりと店内を横切っていくのでした。
あ、あんたか・・・・・?
あんたなんだな・・・・・・・・・
メイドイン「あんた」だな・・・・・・・・
や、やるじゃねえか「あきら」くんのおばあちゃん。