三十番、テルミー アンサーの巻
きっと待っていたはずなんである。
霧の漂うこの山間の店で、店主はきっと含み笑いをしながら、その『日替わり弁当』の仕込みをしていたはずなんである。
うどん屋を連想させるその内観。
彼はその店内で「日替わり弁当」が客に提供され、皆が一同爆笑の渦に巻き込まれ、かつ咆哮し、そして店主に言葉を投げつける、そんな様を想像して独りほくそ笑んで調理に打ち込んでいたはずなのである。
何故か?
答えはその弁当に
あるのだった..............
日替わり弁当 1000円
カレイのあんかけ
と
カレー
カレイとカレー
【回答例】
カレイとカレーかよっ!!
(シンプルかつ、春日バリに。)
ダジャレかーいっ!!
(オーソドックス・スタイルで)
カレイさんナマステっ!!
(さらにボケをのせるハイ・テクニックで)
あまりの衝撃に言葉を失い、答えも解らぬまま盗んだバイクで走り出す・・・
42の昼。
結局誰もツッコミの声を上げず答は闇の中.......
きっと店主は肩を落としているはず.......
さあ皆さんならどう返す?