三十三番、どんぶりでプリーズ
地元に根付いたスーパーの駐車場にあるこの建物を食堂と気づいている人が何人いるのかがだいぶ疑問である。
写真を見るからには確実に「食堂」と認識できるが、立地条件と建物のそのコンパクトさからか一見、
「たこ焼きとか大判焼きとかの軽食を売る店舗」
と誤認してしまう感じの店である。
討ち入りでござる。
限りあるスペースにみっちりと客席。
夜は「元気ハツラツ居酒屋」と変貌しそうな内観である。
昼は真っ暗。
これまた厨房も限りあるスペースにところ狭しと並んだ器具から繰り出されたアジフライ定食。
サックサクかつ
頭、中骨までパリッパリ。
手が込んでいらっしゃる………
外観を吹っ飛ばす味とコスパ。
嗚呼。
茶碗が小ぶりでお替わりしようにも奥さんがどん引きする回数をこなしてしまいそうな
「白米至上主義」
の拙者が怖い。